カラーモード
スキル
スキルは AI の振る舞いを決める Markdown の指示書です。役割や口調、どのデータをどう見るか、どんな形式で答えるかを書いておくと、AI が毎回それに従います。
スキルは AI に読ませるもので、AI が実行できる機能とは別物です。実行できる機能(テーマを適用する、カラムを追加する、といった操作)は capability と呼ばれ、権限設定で許可した範囲だけが使えます。スキルにいくら書いても、許可していない操作は実行されません。
最小構成
Markdown ファイルの先頭に frontmatter を書き、その下に本文を書きます。
markdown
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id: my-skill
name: 要約くん
mode: manual
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あなたは Misskey クライアント NoteDeck の操作補助 AI です。
日本語で簡潔に応答してください。いつ読まれるか(mode)
| mode | いつ AI に渡るか | 向いている用途 |
|---|---|---|
always | すべての会話で常に | アプリ全体の振る舞いの指針 |
manual | UI で切り替えたときだけ | 人格の切り替え、必要なときだけ出す専門知識 |
trigger | 入力が triggers の語を含むターンだけ | 特定の話題のときだけ要る知識 |
heartbeat | 定期実行のたび | 定期的に様子を見て報告する用途 |
mode: trigger は triggers に語を並べて指定します。会話のたびに全部を読ませるとコストがかさむため、専門的な内容ほど trigger が向いています。
書き方の原則
役割と口調を冒頭で固定する — 何をする AI で、どう答えるかを最初に書きます。
どのデータを見るか順番を書く — 画面に見えているノートやアカウント情報は、AI に毎回渡されています。それで足りるものを capability で取り直させると、無駄な往復が増えます。「画面のノートを参照するときはまず渡されているものを見る、全アカウントが要るときだけ一覧を取る」のように書きます。
応答の形式を厳密に指定する — 曖昧な指示だと長文が返りがちです。「1 行目は結論を 30 文字以内」「箇条書きは最大 5 項目」のように制約を書くと効きます。
失敗したときの振る舞いを書く — データが取れないとき、権限が足りないとき、要求が読み取れないときに何と答えるかを決めておきます。
capability 名を明示する — 「テーマを変えて」とだけ書くと、AI が実際には操作せずに「変えました」と答えることがあります。「テーマの一覧を取る → 名前が一致する id を選ぶ → 適用する」のように手順と名前を書きます。
定期実行するスキル
mode: heartbeat のスキルは、アプリを起動している間ずっと定期的に実行されます。frontmatter で「何を見張るか」を宣言しておくと、前回から変化がない間は AI の呼び出し自体が省かれます。宣言しないと、変化がなくても毎回 AI が呼ばれて課金されます。
実行のたびに必ず変わるもの(現在時刻など)を見張り対象にすると、常に変化ありと判定されて省略が効きません。「何が変わったら起きてほしいか」から選んでください。
機密の扱い
AI に渡されるデータからは、トークンやパスワードにあたる項目が自動で取り除かれます。
作る・配る
AI カラムで「〇〇するスキルを作って」と頼めます。手で書く場合は設定フォルダに Markdown を 1 ファイル置くだけです。作ったものは MisStore で配布できます(提出のしかた / 書式)。
capability の一覧と権限の詳細は、リポジトリの SKILLS.md を参照してください。